将来について不安を覚えたおまりぃは「投資をしよう!」と決意し、情報収集を始めたのでした。
とにかく情報を集めました。
どうやら貯金は安全に見えて、実質的に目減りしているから危ない、ということがわかってきました。
インフレする世の中で貯金をしていても、貯金は減っていることに気づきました。
私の頭の中には預金口座のお金は腐っていくイメージが浮かび、ぞっとしました。

また、よく考えたら、銀行に預けたお金は、銀行がお金を儲けるために使われていることに気づきました。
そして儲けたお金からピンハネして私たちに極わずかな利息として還元されるのです。
だったら自分で投資して、その利益をフルに享受したほうがいいではないか、そう思ったのです。
ここらへんの考え方については下記記事を参照してください。
本当は投資といってもたくさんありますが、当時は親がやっていた株式投資しか考えていませんでした。
そして株式投資の情報を集めました。
私は、「実際に投資をしている人の生の情報が欲しい」と考えて、投資をやっているひとのブログを覗いてみました。
すると米国株に投資をしている人の複数のブログに行きつきました。
読み漁ってみるとみんな同じことを言っていました。
- アメリカは経済世界一位
- 軍事力も世界一なので交渉も優位に進められる
- 基軸通貨がドル
- 世界の金や優秀な頭脳がアメリカに集まる
- 米国企業は儲けている(ROEが高い)
- 株主への利益還元の意識が高い
- 最強の米国株にまるっと投資するETFがある
- 米国株は過去200年間で7%のリターンをたたき出している
- 連続増配企業がごろごろいる
年7%!?
ほぼゼロ金利である銀行預金しか知らなかった私は衝撃を受けたのです。
しかも200年を平均して7%です。
そしてこの有名なチャートを見ました。
1800年に株式、国債、金に1ドル投資した場合、あるいは投資せずに1ドルのまま持っていた場合、200年後にどうなったか?というチャートです。

出典:『株式投資第4版』(ジェレミー・シーゲル/日経BP出版)
株式投資って200年で見ても右肩上がりなんです。
ほれぼれします。
200年右肩上がりなら安心です。
200年で1ドルの投資が60万倍の60万ドルに成っているのです!!
逆に現金はインフレに負けて93%も価値が減っています。
このチャートを見てアメリカ株に投資しようと決意したのです。
日本株は?
と思うかもしれませんが、
- 経営効率が悪い(ROEが低い)
- 株主に利益を還元しようという意識が低い
- 連続増配企業が少なく、すぐ減配する
といったことがアメリカ企業と対比して言われていましたし、バブル崩壊して株価はずっと低迷していました(2015年当時)ので、日本株がいいなんて思うことはありませんでした。
(アベノミクスで復活はしていますが、それでもアメリカに比べたら・・・)
そういったことからアメリカ株一択だと思いました。
さらにETFという便利な商品まであることがわかりました。
どんなに優良企業でも倒産の危険性はゼロではありません。
そのリスクを回避するために、複数の企業をまとめたパック商品があります。
その中でもS&P500に連動するETFが最強であると知りました。
最強であるアメリカ企業の、さらにトップから500社にマルっと投資できるですと!?
これに投資しておけばほったらかしでも大丈夫だし楽でいいな。

よし、すぐに証券口座を作ってアメリカ株投資を始めよう!
こうしておまりぃはアメリカ株投資を始めるのでした。